これからの人生の話をしよう

平凡なリーマンが綴る 人生についての考察ブログ

春のナンパ祭り@新宿

私が愛読している「新宿ナンパ戦争」の発行者チバさんが、このようにおっしゃっていた。


「これから1週間は、青田買いの季節。みなさんこのチャンスを逃さずに!」


素直な私は、チバさんの指示に従うことにした。本日、地元から東京に戻ってきたばかり。移動疲れもあったが、ナンパせずにはいられない。だって、青田買いの季節だもの。ーみつを


と、まぁおふざけはこのくらいにして、本題に入ろう。


今日も新宿ナンパだったが、相変わらずのスロースターター。地蔵の時間が長すぎて泣きそうになった。すこし仕事をして、ナンパをスタートしたのが、20時ちょうど。それから1時間30分位地蔵だった。


剥き出しの本を持った文学系美女…キャリーケースを引いた色白美女….20代後半の美人OL….みすみすチャンスを逃しまくっていた。


と、そこに色白童顔女子。バチッと目が合う。いくしかない。


いい加減、自身の地蔵に嫌気が刺した私は、エイヤと声をかける。「こんばんは!」と笑顔で堂々と声をかける。…どうだ?


ガンシカ。


うっ…。一瞬怯んだ。しかし、女性は最初断る生き物。前回のナンパで学んでいる。ダメージを受けていないふりをして、次々と声をかける。


「めっちゃキレイだと思って」「友達と待ち合わせてたんですけど来なくて」「お姉さんお帰りですか?」


色白童顔女子、まったく動じず。春のガンシカ祭りとはこのことか。チバさん!青田買いの季節って本当かい?!


ただ、これで勢いをつけることができた。さぁ。次だ。


気分を変えるために、場所移動。JRの中央東口の方へ移動した。そして、曲がり角を曲がろうとした時、これまた色白童顔女子②。服はなんとロング白シャツ1枚という色気溢れる格好だ。


急いで後をつける。近くでよくよく見ると、なんかブラすけてないか…ヒールも高いし、ガールズバー系の人だろうと推測。そそる。決めなければ。


チバさん十八番の「運命トーク」を使用。


「お姉さん!こんばんは!さっきそこですれ違って、めっちゃキレイやと思って、何か知らないけど追いかけてきちゃいました!」


少し驚く色白童顔女子②。


「お仕事ですか?」と続けた。


2「いや、」
私「待ち合わせ?」
2「そうです」
私「もしかして彼氏?」
2「いや、友達です」
私「えーそうなんだ!」「友達ってことはアレ?ガールズトーク?」「恋愛の話?それとも仕事の話?」


最初の声掛けでは、とにかくスピードが大事だ。セオリー通り、まくし立てる。ただ、私は頭の回転も早くないし、早口でもない。ところどころ噛みまくっていた。まるで緊張してオドオドしているみたいだ。ここは要改善である。


2「あはは^^ まぁガールズトークです。」
私「へーいいね!」(我ながら、全く中身のない会話だ)
「お仕事何してるの?僕、***してるんですけど!」(聴いてばかりはいけない。ここで自己開示を挟む。)
2「へーそうなんですね!私、建築系です!」
私「建築系?そしたら、オリンピック前で忙しいんじゃない?」
2「あはは、そうなんですよ」
私「お疲れ様やね〜」
2「え、というか彼女います?」


まさかの2から質問。まんざらでもない様子。


私「うーん、ついこの間、30人目の彼女ができた…とか言いたかったけど、つい最近別れたばかり。結婚考えてた彼女と。」
2「え、本当なんですね?」
私「うん、本当だよ〜^^(もちろん嘘である)」
2「そうなんだ〜」
私「え、お姉さんは??」
2「いないです。」「つい最近別れたばかりで。」
私「え!まじで?周りがほっとかないでしょう」
2「3年くらい付き合ったんですけど。」
私「え?!本当!?俺も同じ!3年半付き合った!笑」
2「(笑)声でかいwww」
私「え、一緒だね^^」
2「本当ですね^^」
私「え、友達とどこで待ち合わせしてるの??」
2「えーとアルタ前ですね」
私「じゃあそこまで一緒に歩く^^」
2「はい^^」


おお…非常にスムーズ。これが青田買いの季節ですかチバさん!!


私「今日は、何時まで飲みの?もしよかったら、友達の後、どう??」
2「いや、それは申し訳ないです。待たせるのは。」
私「そんな気にしなくていいのにww(...めっちゃええ子や。)」
2「いやいや><」


ここですでに関係性が決まっている。私が上で彼女が下。おそらく、彼女はM体質なのだろう。


私「そしたら、LINE交換して後日どう??」
2「いいですよ〜」


…といいつつ、すぐにLINEを交換するわけではない。あくまでこちらに主導権があるように振舞う。


私「というか、服良い感じですね。」
2「え、ありがとうございます。今日ミスっちゃったな…と思って。寒いかなと思ったんです。でも、暖かくてよかった。」
私「そうだね^^(ニコニコ)」


私服でこんなエロい格好する子いるんだ…と妙に感動。
そんなこんなで、ほどよく和みつつ、アルタ前に近づく。


私「え、絶対ご飯行こうね。3年同士、語らなきゃ!笑」
2「本当ですよね。行きましょう。」


…と離れ離れになりそうだったが、2が中々アルタ前に向かわない。そして、察する。スケジュールをしっかり決めないといけない。


2「え、絶対行きましょうね。」
私「おお、そうよ。もうスケジュール決めなきゃ。」
2「4月のほうが助かります。」
私「そしたら、土曜日は?」「4月1日でもいいね。あ、でも夜行バスだ。」
2「うーん、ゆっくり話せる時がいいですね。」


食いつきすごい!え、何が起こってるんだろう?私のことがタイプなのだろうか?


私「うん、じゃあとりあえずそこで!友達と楽しんできてね!」





という感じで今に至る。さすがに食いつきが良すぎるので、新宿で待機している。まだ既読はつかないが、ギリギリまで待っていようと思う。どこかのナンパブログで書いてあった。


「あの時、チャンスを逃さなければ…」


鉄は熱いうちに打つべき。私自身も、それで痛い目に会ったことがある。さて、どうなるか。